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あらすじ
ひげのないネコが一匹おりました。 ネコは、ひとりぼっちでしたが強く生きていました。
ある時、いつもいじわるをしてくるネコがヘビに食べられそうになっていると聞き、現場に駆けつけてヘビをこらしめました。
ネコはヘビと友達になることを思いつき仲良くなる。
‥というところでお話は終わります。
“自分の信念を持って生きる大切さ” “人は一人では生きていけない” という二つのことを教えてくれます。
たとえ他人が理不尽なことをしてきても自分の信念に対して素直に行動する強さを持っているネコです。いじわるしてくるネコを助ける必要は必ずしもありません。でも、助けなければ自分が自分でなくなるという思いで助けに行ったのだと思います。簡単なようで、とても難しいことです。
それとは別に、ヘビと仲良くなって終わるところに私はネコの求めていたモノにも気付きました。それは”他人との関わり”だと思います。本当に一人の方が良いと思っているならヘビと仲良くなることもなかったでしょう。ヘビに自分自身が重なり、ほっとけなかった部分もあるとは思いますが、それだけではないと思います。お互い”他人との関わり”を求めていたので自然と仲良くなったと思います。
まとめ
自分の信念を持って生きていれば共感してくれる人はいます。たとえ少数派だったとしても多数派が必ずしも正しいとは限りません。正しいことをするのは勇気がいることです。でも、その一歩を踏み出すことで成長していけると思います。
自分を信じて一歩踏み出す勇気をくれるステキな一冊です。