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目次
あらすじ
小さい魚が大きい魚の帽子を盗んでしまいます。
色々言い訳したり、楽観的に考えながら逃げる小さい魚。
その頃、帽子が無いことに気が付いて探す大きい魚。
そして最後は‥
現実と楽観的過ぎる小さい魚の考えのギャップが面白い。
小さい魚は”大丈夫だろう”みたいな甘い考えのもと、どんどん逃げます。
しかし!現実はそんなに甘くなく全然大丈夫じゃない!(笑)
大きい魚はすぐに帽子を盗まれたことに気付いて追いかけるし、言い訳しても盗んだ事実は変わらないし、逃げる方向がバレてるし‥。
そのギャップが、とにかく面白く描かれています。
また、小さい魚のセリフが大阪弁なので面白さが増しているのと、言い訳以外はセリフが無いのですが見事に絵で表現してわかりやすい。
盗むという行為自体は悪いことですが、小さい魚が幼い子どものようで、どこか憎めない感じに描かれているのは作者さんの力量あってこそだと思います。
まとめ
現実と小さい魚の考えのギャップが面白い絵本で私の大好きな絵本の一つです。