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ちょうになったぞう

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あらすじ

チョウになりたいゾウさんはチョウになる方法を教えてもらい、試してみると本当にチョウになれました。

泣くとゾウに戻ってしまうのでゾウさんは泣かないように努力しますが人間に捕まり泣いてしまいます。

ゾウに戻ったゾウさんは「やっぱりゾウがいい。」と言ってお話は終わります。

想像するだけでも学びはある。

ゾウは憧れからチョウになりたいと思ったのかもしれませんが実際にチョウになってみるとゾウの時には体験することのなかった “人間に捕まる” という経験をします。

正直、想像を絶する恐怖だったことでしょう。

自分よりも巨大で力も圧倒的な存在の人間に捕まったのです。捕まったら後は人間の考え次第で運命が決まるという無力感‥。(ゾウでも捕まることはあるでしゃうがチョウの時より少ないと思います。)

不本意ながらもゾウは泣くことによって、それを回避します。

ゾウに戻った時の安堵感は凄かったことでしょう。

これは体験したからこそ学べたことですが想像することでも、ある程度わかる部分はあります。

自分ではない誰かになることを想像するのは簡単ではありません。でも想像して相手のことを考えることはとても大事なことです。

まとめ

人には人の大変さがあり、動物には動物の大変さがあります。

実際に体験しないとわからない部分もありますが想像するだけでもわかる部分はあります。

相手のことを考えるヒントになる絵本だと思います。



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