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あらすじ
仲良しオオカミ5人組が昼ごはんの相談をし意見を言いますが、それぞれ違う物を言うので最終的にブタを食べることにしました。
そして全員ブタを捕まえたと思ったら1匹だけ捕まえることができていません。他の4匹が捕まえたブタをあげようとするのですが、さっき言っていたセリフと矛盾していることを指摘され拒否されます。
何だかんだ話しているうちにリンゴを取りに行こうということになり豚を解放してリンゴを取りに行くお話。
会話の内容が伏線になっている。
読んでいる時は深く考えずに読んでいましたが、それぞれのオオカミはセリフでブタを食べたい気持ちを言っていました。
それが伏線で後になってセリフに重みが出てきます。
捕まえたブタをあげようとしても、そのセリフがあることにより矛盾が生じて誰もブタをあげることができなくなります。
捕まえられなかったオオカミが不機嫌になって重箱の隅をつつくようなことをした可能性もあります。
でも決して嘘をついているわけでもない。
言葉がこんなに重いものなのかと感じました。
まとめ
何気なく言った言葉でも、これほどの影響がある。
言葉の重みを実感する絵本です。