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あらすじ
いい子にしてお留守番する約束を飼い主とした犬のジョージ。でもケーキを食べたり花を掘り起こしたりして大暴れ。
飼い主が帰ってきてジョージは謝り、飼い主から散歩に行こうと誘われます。
散歩中ケーキを見ても食べたりせず、花があっても掘り起こしたりしません。しかし何よりも好きなゴミ箱を見つけて‥。
と、いうところでお話は終わります。
最後ゴミ箱であそんだのかわからないのが想像を膨らませてくれる。
この話の1番良いところは最後ゴミ箱であそんだのかどうかは読み手に委ねているところです。
“大好きなゴミ箱を前にジョージが我慢できずにあそぶ派”と”ジョージは賢いからゴミ箱であそばない派” に分かれると思います。
それぞれ言い分があると思います。
“あそぶ派”は家での様子を考えればあそぶだろうと主張するでしょう。”あそばない派”は外での様子を見れば、そんなことはしないと主張するでしょう。
それに、ジョージに対して好きと思っているか嫌いと思っているかによっても変わると思います。
絵本で描かれていないので、どれが正解ということはないです。
いや。作者があえて描かなかったことを考えると、もしかしたら、どちらかハッキリと描きたくなかったのかもしれません。
“あそぶ派” “あそばない派” の意見をお互いに聞いて、お互いを認め合える絵本になってほしいという願いが込められているのかもしれないですね。
まとめ
意見は分かれても良い。
意見を聞いて対立するのではなく認め合えるようになりたいですね。