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あらすじ

母が日本人の家族がモロッコに住んでいました。

ある日曜日、主人公の友だちがパスティラ(モロッコの伝統的な料理)をおすそわけしてくれました。

次の日曜日は主人公が唐揚げを友だちにおすそわけし、さらに次の日曜日には友だちがお菓子をおすそわけし、さらにさらに次の日曜日には主人公が海苔巻きとおいなりさんをおすそわけするお話。

独り占めするのではなく分け合う幸せ。

「おすそわけ」は日本だけでなくモロッコにもあるんだなというのが第一印象でした。

今の日本で「おすそわけ」をしている人は、どれだけいるのでしょうか? 都会に住んでいると、おすそわけをすることもしてもらうことも、あまり無いのではないでしょうか?

近所付き合いが希薄化していると言われますが国や地域によっては、まだまだ残っているのかもしれません。

「おすそわけ」は “自分だけ幸せなら良い” という考えからは決して生まれません。

“自分のことだけでなく他人に対しても幸せであってほしいと願って行動している人” でないとできないことです。(願っているだけでは意味はありません。行動して初めて意味があります。)

現実問題として友だち全員にするのは難しいでしょう。ですが本当に仲の良い友だちには是非してあげて、幸せな人が一人でも多く増えるようにしていきたいですね。

まとめ

「おすそわけ」できる人間になり、自分だけでなく周りのみんなも幸せになりましょう。



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