リンク
目次
あらすじ
男の子が出かけた先でお母さんが作ってくれたお弁当を食べようとします。
その時お母さんが書いた手紙に気付いて読み始めます。
それはお弁当に入っている食べ物達ができるまでのこと(アジのフライなら、アジを釣って運ばれてお母さんが料理してお弁当に入れる)が細かく書かれていました。
お母さんも凄い。
お弁当ができるまでのことを真剣に考えると、どれだけの苦労や労力がかかっているのかがよくわかります。
でも、ここで忘れてはいけないことがあります!
それはお母さんがこの手紙を書いたということです!
お母さんは子どもに伝えるために手紙(手紙というより本に近いと思いますが‥)を自分で作ってお弁当と一緒に入れています。つまり前日までに万全の準備をして当日手紙を入れたということです。(書く量を考えると当日では無理だと思います。)
ハッキリ言って口頭で伝えた方が楽です。ですが、お母さんは手紙にして伝えました。その理由は絵本には書いていませんが “伝わりやすさと繰り返し読めること” が理由だと私は思います。
言葉だけで説明するよりも言葉と絵があった方がわかりやすく視覚的にも覚えやすい。(絵も描いていることがわかる場面があります。)そして家に持って帰って読み返せばさらに理解が深まります。労力は、かなりかかりますが、その分子どもにとって良い影響を与えることができるでしょう。
とはいえ、わかっていても “実際に手紙を作ることができるかできないか” は別問題です。わかっていても作れない人が多数だと思います。それでもお母さんが子どものために作ったということは愛情の深さが成せることなのかもしれません。
まとめ
お母さんが、どれだけの時間と労力を費やしたのか考えると頭が下がります。