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ごちゃまぜカメレオン

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あらすじ

カメレオンが動物園を見て「シロクマになれたらな‥。」 「サカナみたいになれたらな‥」と考えると、シロクマなら身体が白色に、サカナなら尾ヒレという具合に自分の身体の一部が変化します。

しかし大好物のハエを見ても舌を使えなくなったので「いつもの姿に戻りたい‥」と思うと元に戻り、ハエを食べることができたお話。

憧れは力になる。

カメレオンは他の動物に憧れて自分の一部にしました。

これを人間で考えると憧れの存在がいて、その人みたいになりたくて努力することと同じだと思います。

そう考えると、それ自体は良いことです。憧れて、努力して、成りたい者になる。簡単なことではないし、全員が成れるものでもない。そういう意味ではカメレオンは成りたい者に成れる凄い才能を持っていたのでしょう。

しかし成りたい者が多すぎたのか中途半端に成ってしまったようです。

結果的に何者でもなくなってしまい元の自分に戻りました。

でも、それは結果論であって、やってみないことにはわからない。何もしないより断然良いのです。

まとめ

何かに憧れることは良いことです。

カメレオンのように中途半端になるかもしれませんが本当の失敗ではありません。

本当の失敗は何もしないこと。

たとえ上手くいかなくても、きっと次に繋がるものです。



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