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あらすじ
ある池にカエルになれないオタマジャクシ (?) がいました。
カエルになった仲間たちが池を離れると池の生き物たちがオタマジャクシ (?) に生えているヒゲをバカにして引っ張り始めます。オタマジヤクシ (?) が嫌がってたぐり寄せると生き物たちが口に入ってしまうが美味しかったので食べてしまいます。
そして池の大きさにまで大きくなったオタマジャクシ (?) は実はナマズで、仲間のカエルたちが川まで運んでくれたお話。
オタマジャクシではないと思っていたが生き物たちを食べたのはビックリした。(笑)
カエルにならないし、ヒゲも生えているからオタマジャクシではないのはわかっていました。
しかし池の生き物たちが偶然口に入ってしまい、それを美味しいと感じたので食べて大きくなったのをキッカケに自分がナマズであることに気付くのは驚きの展開でした。(笑)
絵本でキャラクターが食べられることはあまり無いと思っているので、なかなか攻めた内容だと思います。
攻めた内容と思いますが自然界では食べる食べられるは当たり前です。(人間も自然の一部です。)
しかし少なくとも今の日本では、その部分(生き物が解体される部分)を見せないようしていると感じます。生き物を食べている実感を少なくしてわかりにくいようにしているだけで人間もしていることです。年齢を考慮した上で、知って理解することが大事だと思うのです。
予想外の展開でビックリしましたが “食べるとは命をいただくこと” を教えてくれる良い絵本だと思います。
まとめ
予想の斜め上をいく絵本で面白いです。