リンク
目次
あらすじ
作りかけの建物で建築家の男が “自分で部屋を作りたい人が住めます。” と看板を作ると沢山の人達が来ました。
鉄職人やお花屋さん達は、それぞれ特色ある部屋を作っていきます。
そして庭や廊下などをどうするのかを決める時に建築家が意見をまとめて楽しい建物になるお話。
まとめ役は必要。
絵本の中で建築家は “看板を作った” “みんなの意見をまとめてカタチにした” の2つのことをしました。(したことを言葉にするとたったそれだけ?と感じますね。(笑))
物理的な意味で家を建てる‥ではなく沢山の人が住む家の方向性を作ったという表現が適切な建築家ですね。
でも、この “みんなの意見をまとめてカタチにした” は家を建てるよりも難しいことなのかもしれません。
何故ならみんなの意見をまとめることはとても難しいからです。
リーダーや社長などの役職でなくても数人をまとめる役割をしたことがある人は多いと思います。その時のメンバー次第では話が簡単にまとまることもあるでしょうが、そんな時ばかりではありませんよね。数人でも話をまとめるのが大変な時もあるぐらいです。人数が増えれば大変さは増すのでさらに大変になります。
だからこそまとめ役がいないとお互いの主張をするだけで話が進まないことになりかねません。
まとめ役はとても大事な役割なのです。建築家がスマートにまとめ役をできたのは経験豊富なベテラン建築家だったからだと思います。なので他人から見たら簡単そうに見えただけで適切なタイミング、適切な声かけ、適切な距離感で役割を果たしたのでしょう。
まとめ
まとめ役は大変だが必要な役割なのです。
