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取り組み方
(絵本の通りに “サンタになるための幼稚園” として取り組むのもいいですが今回は普段の園での様子を見せる意味合いが強いやり方を書きます。なので発表会での題名も園やクラスの名前にしてもいいと思います。)
まずクラスで取り組んでいることの中で発表会ですることを決めます。
勘違いしないでほしいのは発表会のために直前にする取り組みではなく、今まで取り組んできたことの中で選ぶことです。確かに発表会のためにする取り組みになることもあると思いますが、できるだけ今までしてきたことの中でした方が子どもたちもやりやすいですし普段と変わらないことをすることで当日の舞台でも落ち着きやすいと思います。
例えば朝の会、帽子や靴下を履く(戸外あそびの準備)、クラス全員でするあそびなどです。
一つずつ具体的にみていきます。
朝の会は保育者が名前を呼んで子どもが返事をするか手を挙げる。子どもの人数が少なくて時間を作れて自分の名前を言えるなら一人ひとり「お名前は?」と聞いて自分の名前を言うのもいいですね。この場合普段は言えても当日言えないことも起こります。その時は保育者が名前を呼んで手を挙げるだけでもいいと思います。
次は帽子や靴下を履く(戸外あそびの準備)です。普段、戸外へあそびに行く準備として帽子や靴下を履いていると思います。それを見せます。当日は並ぶなどして一人ひとりが保護者から見えるようにすればいいですし、頑張っている姿は可愛いものです。
最後はクラス全員でしているあそびです。ここで注意しないといけないのは発表会向きのものを選ばないといけないことです。例えば保育者と子どものふれあいあそびで “きゅうり” が流行っていたとしても発表会でするには難しい‥。何故なら舞台と保護者の席が段差のないフラットな状態でないと保護者から見えにくいし、子どもが受け身なので面白みも少ない‥。こういう見やすさや子どもが積極的に取り組む姿勢などを意識して選ばないといけません。
なので今回はかくれんぼで考えてみたいと思います。まず舞台に隠れる場所を作りそこに子どもたちが隠れます。隠れる場所は園にある物を使ってもいいですし、都合のいい物が無ければ子どもたちと一緒に草むらなど公園にある物をダンボールで作ってもいいと思います。
そして保育者が鬼になり子どもたちが隠れます。保育者が10数えて「もういいかい?」と聞くと子どもが「ま〜だだよ。」と返す。2回数えても「ま〜だだよ。」なら「次で最後やで。もう探しにいくで。」など言って3回を限度にしましょう。このやり取りも面白くできると思うので普段子どもたちとあそんでいる中で発表会でするやり取りの案を考えるのがいいと思います。
そして探す時は長過ぎず短過ぎないことを意識しながら見つけていきます。黙々と探しても面白くないので子どもがいない場所とわかったうえで「見〜つけた!‥あれ?おれへん‥。おかしいな‥。」など言っていると子どもが何かしら反応するかもしれません。その時は「今声した?こっちかな?」など言葉のやり取りではないですが子どもとのやり取りが面白くなるようにできればいいですね。
また、見つけられるとイヤで泣く子どもがいるかもしれませんので発表会を進める保育者と泣く子どもに関わる保育者を決めておいて適切に対応していきましょう。子どもによっては「なんで見つけるん?」と面白いことを言う子どももいるかもしれません。その時は「だってかくれんぼやで?見つけたらアカンの?」と返し、子どもが「うん。」と言うなど子どもの言葉を拾って話を広げて楽しい雰囲気になるようにしたいですね。もちろん保育者や子どものキャラで広げ方はさまざまです。普段の生活の中にヒントは沢山あるので見つけておきましょう。
最後の終わり方はかくれんぼの後、子どもたちと手を振って「バイバイ。」や「おしまい。」でいいと思います。
気付いている人も多いと思いますがこれは園での生活と同じ流れです。登園→朝の会→活動→給食→午睡→おやつ→降園‥という多少の違いはあれど大体どの園もこういう流れです。この朝の会→活動の部分を発表会でするのです。
注意点としては子どもの見せ場を一度は作ることです。靴下を履く場面ならゆっくり履いている子どもに「もうちょっと。グイッと引っ張る。」など言って注目を集めたり、かくれんぼの場面なら「◯◯ちゃんがかくれんぼチャンピオンでした。上手く隠れるコツはなんですか?」などインタビューしてもいいと思います。(インタビューは面白いコメントをしてくれる子どももいるので個人的にはオススメです。)
とにかく一度は注目されるようにします。もし、それができないと保護者は残念に思うでしょうし、子どもも見てくれてないと思ってしまうかもしれません。なので複数担任なら全員で確認して子ども全員の見せ場を作れるように意識して漏れがないように気を付けましょう。
まとめ
普段の生活の一部を見せる。
1人1回は見せ場を作る。
子どもの言葉を引き出せるように声掛けする。


提携関係にあります。
