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あらすじ
「ダチョウは悪代官」という訴えが起こり裁判が開かれる話。
人間が悪い。
話の結論から言いますと “人間がしてきた事のツケが動物達にいっているから人間が悪い” というものです。
そういう結論になって良かったと思いました。
作者も環境破壊を少しでも止めたいと思って描いたと思うので当然かもしれません。
人間が環境破壊をしていることを否定的に言う人もいますが今の環境の劇的変化は自然な変化の域を超えていると考えるのが自然だと私は思います。
「環境のことを考えても得はない‥。俺は今の生活を維持するだけで手一杯だ‥。」「環境には悪いかもしれないけど安くて良い物の方が嬉しい。」などの意見もあるでしょう。
しかし地球は人間だけのモノではありません。人間の都合で動物達や自然に対して悪い影響のあることをするのは良くありません。
それに人間だけのことを考えても、回り回って悪影響が出てきます。
例えば森林破壊で言えば‥。
木材にするために山を切り開く→木がなくなれば植物が育たなくなり動物達もいなくなる→動物達がいなくなればフンもないので土に栄養がなくなる→土に栄養がなければ、さらに植物が育たなくなる→植物や動物が減れば人間も食べる物が減るので奪い合いになり最終的には地球は住める環境ではなくなるかもしれない‥。
あくまで素人の私が思ったことなので、変な部分や無理な部分があるかもしれませんが、そこはご了承ください。
とにかく地球や動物、植物、人間にとって何一つ良いことはないと思います。
そういう地球に対する接し方を問いかけてくる良い絵本です。
まとめ
自分に何ができるのかを考えさせてくれる素敵な絵本です。
今だけでなく未来のために考える必要があります。
