あらすじ
ある日おばあさんは道に落ちていた壺を見ると金貨が入っていました。
そしてそれを持って帰るために引っ張っていると金貨がなぜか変化していき、最終的に “石に足と尻尾の生えた何か” になって最後はどこかへ行ってしまいます。
それでも、おばあさんは話のネタにできるからと「わたしゃほんとにうんがいい」と言って家に帰っていくお話。
幸せを素直に喜べることが大事。
おばあさんは、とにかく前向きです。
金貨だったのが最終的には “石に足と尻尾が生えた何か” になってどこかへ行ってしまっているのに「わたしゃほんとにうんがいい。」と言って話のネタにできることを喜んでいる。
これは簡単なようで難しいことです。金貨を手に入れたと思っていたのに結局は話のネタ程度のモノしか手に入れられなかったのですから‥。
だからこそおばあさんに見習うべきところがあります。それは “金貨を手に入れた” という過去ではなく “話のネタができた” という今に焦点を当てていることです。
小さな幸運も大きな幸運も、幸運に違いはありません。大きさに囚われずに良いことを素直に喜べるようになりたいですね。
“半分しか残っていない” のか “半分も残っている” のか?
よく聞く話ではありますがコップの水を飲んだ結果水が半分になったのを見て “半分しか残っていない” と感じるか “半分も残っている” と感じるかで気持ちは大きく変わります。
これは “半分しか残ってない” と思ったから気持ちが落ち込むのではなく、気持ちが落ち込んだから “半分しか残ってない” と感じたのだと思います。
つまり自分の気持ちの持ちようで受け止め方や考え方は変わるということです。コップの水が半分残っているという事実は変わらないのに気持ち一つで見え方が変わるのです。
“半分も残っている” と受け止められるようになれば前向きな気持ちになり幸せを素直に喜ぶことができる基盤になることでしょう。
急に考え方を変えるのは難しいですが意識して少しずつ前向きな考え方ができるようになれば人生もきっと好転していくことでしょう。
まとめ
他人と比べたり、過去の栄光と比べたりしていませんか?
つい比べてしまうのは仕方ありませんが大事なのは 幸せを素直に喜べるかどうかだと思います。
他人や過去や幸運の大小を気にしていては幸運なことも幸せだと感じることができません。
それでは人生がもったいないし、楽しくありません。
そういう、より良い人生を歩んでいくヒントが、この絵本にはあると思います。
自分の力で幸せになれる可能性は十分ある。

同じ作者さんです。


