リンク
目次
あらすじ
ある日おばあさんは道に落ちていた壺を見ると金貨が入っていました。そしてそれを持って帰ることにしたのですが金貨は重たかったので引っ張ることにしました。
ですが引っ張っているうちに金貨がなぜか変化していき、最終的に “石に足と尻尾の生えた何か” になって最後はどこかへ行ってしまいます。
それでも、おばあさんは「わたしゃほんとにうんがいい」と言って家に帰っていくお話。
幸せを素直に喜べることが大事。
おばあさんは、とにかく前向きです。
金貨だったのが最終的には “石に足と尻尾が生えた何か” になってどこかへ行ってしまっているのに「わたしゃほんとにうんがいい。」と言って話のネタにできることを喜んでいる。
これは簡単なようで難しいことです。金貨を手に入れたと思っていたのに結局は話のネタ程度のモノしか手に入れられなかったのですから‥。
だからこそおばあさんに見習うべきところがあります。それは “金貨を手に入れた” という過去ではなく “話のネタができた” という今に焦点を当てていることです。
小さな幸運も大きな幸運も、幸運に違いはありません。大きさに囚われずに良いことを素直に喜べるようになりたいですね。
まとめ
他人と比べたり、過去の栄光と比べたりしていませんか?
つい比べてしまうのは仕方ありませんが大事なのは “幸運なことがあったかどうか?” だと思います。
幸運の大小を気にしていては幸運なことを幸運だと感じることができません。
それでは人生がもったいないし、楽しくありません。
より良い人生を歩んでいくヒントが、この絵本にはあると思います。