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目次
あらすじ
一人の男の子が着替え中に服が脱げなくなりました。
男の子は”このままでいいや”と思いながらも脱ぐ努力をします。しかし、どうにもならなくなったところにお母さんが登場してパパッと脱がされ、お風呂に入ってパジャマを着るように言われます。
しかしパジャマを着る途中で次は服が着れなくなり一ページ目と同じ状態になってお話は終わります。
言葉がないからこそおもしろさが伝わる。
この絵本で一番おもしろいのは、男の子がどうにもならなくなったところにお母さんが登場するページです!
セリフは無いのですが絵だけで充分。
否、言葉は不要なのです!絵を見ただけで全てわかります!と言いたくなるページです。
また終わり方も最高で、最初のページと終わりのページが、ほとんど同じ状況なのです。まるでループしているように思わせる仕掛けに脱帽です。
まとめ
本当におもしろいモノに言葉はいらないのかもしれないと思わせてくれる。そんな破壊力を持つおもしろい絵本です。