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あらすじ
金のたまごの殻を割らず、中に入ったまま大きくなったヒヨコの”きんのたまごにいちゃん”。なぜたまごに入ったままなのかというと両親が守っていたからです。
でもある日ガマンできず両親の前で金の卵を自力で割り、自分の思いを伝えて泣きました。すると両親は謝りながら抱きしめてくれました。
それから”きんのたまごにいちゃん”は心身共に大きくなっていきました。‥というお話。
自分でたまごを割った意味
両親に守られて安全に暮らすこともできたかもしれません。でも”きんのたまごにいちゃん”はそれを選びませんでした。そこに大きな意味があったと私は思います。
大きくなっても両親に甘え続けるのはどうかと思う部分もありますが、それ以上に自分の限界を両親に決められているのが良くないと思います。
限界を作るのは両親だけではありません。友達や自分で限界を作ってしまうこともあります。しかし限界を作ってしまっては、それ以上の成長はないでしょう。
ですが限界を作ってしまっても、それを突破する力を皆さんは持っています。自分を信じ、できることを一つ一つ積み重ねて少しずつ前に進んでいくと気付かないうちに限界を突破していることでしょう。”きんのたまごにいちゃん”は、それを教えてくれているのだと思います。
まとめ
自分の限界を作っていませんか?
この絵本を読んで自分を見つめ、自分のたまご(殻)という限界を突破するヒントになれば嬉しいです。