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リトルブルー ちいさなあおいトラック ①

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あらすじ

小さな青いトラックのリトルブルーが動物達に挨拶をしながら走っていきます。

そこにダンプカーが、もの凄いスピードで走ってきて泥にハマって動けなくなります。

リトルブルーが助けようとするが全く動かない。でも動物達に手伝ってもらいダンプカーは無事に泥から出られたお話。

話の流れに不自然な点が‥。

お話としては、みんなで協力してダンプカーを助けたお話です。

しかし不自然に思える点もあるように感じます。

気になったのはダンプカーが泥にハマって動けなくなるところです。近くにいた動物達は動こうとせず少し離れた所にいたリトルブルーが最初に動いています。

リトルブルーだけでは、どうにもならなくなって助けを求めてから動物達が動いている点が不自然に思えます。

近くにいたなら、単純に考えれば早くダンプカーに近づけますし最初からリトルブルーと協力して早く助けることができたと思います。

この不自然さを解消しようと思うと一つの考えが浮かびました。

それは「ダンプカーは何度もこの道を通り、態度がデカいことから嫌われていた。」です。

つまりダンプカーは、まるで自分の道かのような態度で何度も道を通っていたので動物達は嫌がっていた。だから泥にハマっても積極的に助ける気にはなれなかった。でもリトルブルーの呼び掛けに応えない訳にもいかず動いた。

それに、もの凄いスピードで走っていた理由にもなる。知らない道を走るのは度胸がいりますが、知っている道なら多少は大丈夫という感覚にもなりやすいからです。

こう考えると自然になります。

あくまで一つの可能性ではありますが十分に考えられます。

こういう不自然さを見つけて、不自然ではなく自然な流れになる考えを見つけるのも本を読む醍醐味の一つですね。

まとめ

良いお話として読むも良し。深読みして楽しむも良し。

好きな読み方ができる絵本です。



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