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あらすじ
ある日、1件の家で2組の家族が会いました。1組は元々住んでいる一家。もう1組は遠い国からやってきました。
遠くからきた家族の子どもと元々住んでいる家族の子どもはそれぞれがすること、されることに対して不思議に思います。(地下室で暮らすことを “閉じ込められた” と思うのと “物置きになぜ住むんだろう?” と思うなど‥)
でも、あそぶうちに少しずつ距離が縮まっていくお話。
それぞれイメージしていることが違う。
この絵本の良いところは国や文化や言葉、内政状況が全然違う子ども同士が会話をしているとイメージしていることが全然違うことです。
特に子どもだと限られた知識や常識以外のことはなかなか理解することが難しい。
そういう食い違いをわかりやすく伝えてくれるものになっています。
それに大人でも食い違いはあります。仕事などで指示された事を実行したのに微妙に違うことをしてしまい注意されたりします。伝える側もわかりやすく伝えたつもりでもそういうことはあります。これ自体は仕方がないことで育ってきた環境で伝え方や受け止め方が違うので最後は上司が確認するしかないと思います。
このように人に伝える難しさが表現されている魅力的な絵本です。
まとめ
人に考えや想いを伝えるのは難しい。
少しでも相手のことを理解するには話を聞いて考え方や文化を知ることが大事です。
