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カピバラがやってきた

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あらすじ

ある鶏小屋にカピバラがやってきた。

カピバラは帰る場所がない(住んでいた場所に人間が来てカピバラを狩るので危険なため。)のでニワトリたちとの約束を守るなら居てもいいことになる。

だが犬からヒヨコを守ったことをキッカケに仲良くなり、ご飯や寝床を一緒にするようになる。

そしてニワトリたちはカピバラに協力してもらい鶏小屋から抜け出すお話。

自分勝手な人間を描いている。

カピバラやニワトリの視点で描かれていますが、この絵本は自分勝手な人間を描いていると思います。

①人間がニワトリを捕まえてどこかへ行っている。

言葉では書いていませんが絵で人間がニワトリを捕まえてどこかへ行く場面が描かれています。

養鶏場(ようけいじょ)と思われるので卵やニワトリを売って生活しているんでしょう。それ自体は否定しませんがニワトリからしたら良い環境とも言い切れません。

何故なら食べ物に困らないことや動物に食べられない安全な場所を確保できる代わりに人間に卵を取られたり鶏肉にされたりするので良い面ばかりではありません。

つまりニワトリは人間の考え一つで生も死も決められてしまっている。

②カピバラを狩る人間たち。

ある日ニワトリたちの前にカピバラが現れます。理由は狩りにきた人間たちから逃げるため。

調べても詳しくはわかりませんでしたが狩りが行われていたのは事実みたいです。

なのでカピバラは安全のために逃げる必要があったのです。

①も②も人間の行いによって動物たちは迷惑を被(こうむ)っているのです。

人間はそんなに偉いのか?と思ってしまいます‥。

でもニワトリもカピバラもやられているだけではありません。最後ニワトリが脱走するという面白い終わり方をするのです。

これは “自分勝手な人間” という問題提起と “そのうち自分たち人間にツケが回ってくる” という注意喚起でもあるのだと思います。

まとめ

人間の生活のために動物たちは迷惑を被る。

でもそれはいずれ自分たち人間に返ってくることを教えてくれる絵本です。



人間は地球にとって必要な存在なのだろうか?

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