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ともだちのなまえ ②

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あらすじ

広い海にある小さな島にイグアナが一匹だけ住んでいました。

そこに羽を痛めたカモメが落ちてきます。

イグアナとカモメが仲良くなり、 “さみしい” という気持ちを知らなかったイグアナが “さみしい” を知るお話。

一人だったら言葉を知らない気もするが‥。

私が気になったのは言葉を知っているということです。

イグアナは言葉を知る機会がない。あるいは覚える必要がないと思うのです。

理由は‥言葉は誰かから教えてもらいます。教えてもらう相手は子どもの頃なら親や兄妹や友だち、文字を覚えてからは本などで覚えるでしょう。

そして覚えた言葉を使って意思疎通ができるようになり言葉だけで意味や気持ちを理解できるようになります。

しかしイグアナは絵本を読む限り、初めて出会う相手がカモメみたいなのです。

仮に知識として言葉を知る機会があったとしても興味を持って覚えようとするでしょうか?覚えても使うことがないし、必要としないかもしれない‥。そんなことに時間と労力を使うより食糧を探したり、あそんだりする方が有意義で必要なことです。

これらのことを踏まえると、やはり一人でいるイグアナが言葉を知っているという前提は違和感を覚えてしまうのです。

まとめ

言葉は誰かと関わる時には重要です。でも一人なら必要ありません。

誰もが言葉や文字を知っていると思うのは、ただの思い込みな気がするのです。



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