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運動会の基本的な考え方

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*ここに書いている取り組みは絵本をベースにサーキットあそびの形で取り組む運動会を前提にしています。4歳児、5歳児は競技としての色が濃いと思うので0歳児〜3歳児を対象に書いています。

*あくまで個人の考え方であり、絶対に正しい考え方とは限りません。それぞれにやりたいことや考え方があるので参考にするも良し、使うのも良しです。

目次

年齢や発達を踏まえた上ですることを決める。

まず1番大事なのは年齢や発達を踏まえてできることや見せたいことを考えます。年齢に合っていないことをしても無理がありますし怪我に繋がり良くありません。

また、上の年齢との差がわかるようにすることも必要です。もし4歳児と5歳児との差があまりないように感じることがあれば保護者からすれば今年の4歳児が凄いのか、今年の5歳児が‥なのかと思われてしまいます。それを避けるためにも年齢や発達を踏まえた取り組みをしましょう。また、別の方法としてはジャンルを変えれば差が目立ちにくくなります。例えば跳び箱、鉄棒、縄跳び、竹馬など被(かぶ)らないようにすればそれだけでも差が目立ちにくくなります。

安全面を考慮しながら “今できること” より少しだけ上のことにも挑戦する。

年齢や発達を踏まえたら次に大事なのは安全面です。

どれだけ凄い運動会だったとしても取り組み中に怪我が多発しては良くありません。だからといってできることだけをしても “難しそうだけど挑戦してみる” という子どもの気持ちを育てることには繋がりません。

そのバランスが難しいところではありますが担任間や主任、園長たちとも相談しながら取り組んでください。

運動会当日は普段していることができれば十分。

特に乳児は普段していることができれば十分です。

当日の場所は来たことはあっても慣れてる場所でもない。普段と違って人も多いし雰囲気も違う。そんな場所で緊張せずいるのは大人でも難しいことです。

普段より泣く子どももいれば普段より落ち着きがなくなる子ども、意外と平気な子どもなど子どもによって反応はさまざまです。

なので普段通りできれば十分なのです。

早めに考えて取り組み、時間的に余裕をもって行動する。

わかっていても難しいことの一つですね。

段取りを考えていても日々仕事に追われてついつい取り組みが後回しに‥。気付けばそろそろ取り組まないと間に合わなくなりようやく取り組む‥なんてことはよくある話です。

仕事が多いのはわかります。日誌などの業務はできるだけ効率よく短時間で終わるように心掛けても子どもとの関わりは効率良くなんてできません。その場その場で対応し、時には時間がかかることもあります。そこはじっくり関わるべきことです。

難しいなら意味がないと思う方もいるかもしれません。ですが “早めに取り組む” と意識しているのとしていないのとでは姿勢が変わります。なので、たとえ難しくてもそういう意識を常に持つようにしておきましょう。

毎回全部しなくてもいい。短時間で部分的に取り組むことを意識する。

もし運動会の1種目全部の取り組みをしようとすると時間がかかってしまい子どものあそぶ時間を確保できなくなります。それに取り組みの時間より待つ時間の方が長くなり子どもの負担も増えてしまいます。

それを防ぐためにも部分的に取り組みをして子どもの負担を減らせるようにしましょう。

例えば2歳児で “跳び箱に登ってからジャンプ” → “鉄棒で中抜き ” → “平均台渡り” → “走る” → “ゴール” という種目だとしましょう。この場合、全部をするには準備も含めるとそれなりに時間がかかります。なので園庭であそぶのと並行し、跳び箱だけを用意して一人の保育者が見るようにすれば待ち時間もあまりなく、あそぶ時間も確保できます。(跳び箱に付く保育者以外はあそびを見守ります。そして跳び箱の方は最初やりたい子どもが来ると思います。しばらくすると跳び箱をする子どもが減ると思うので、まだしていない子どもを誘っていけばいいと思います。)

そして跳び箱の次は鉄棒。鉄棒の次は平均台‥と毎日変えていけば飽(あ)きるのも防ぎながらあそびの時間も確保しながら取り組むことができます。

運動会当日の場所で全部通しての取り組みの時間も作る。

さっき書いたことと違うと思う方もいるかもしれませんが全部通して取り組む時間も必要です。

なぜなら全部通してしないと運動会当日に子どもたちはどう動いていいのかわかりません。保育者も全部通してしないとわからない部分があると思います。

子どもたちは競技の順番を理解することと場所に慣れることが目的で保育者は実際の広さでした時のバランス (サーキットの間隔が広過ぎないか?狭過ぎないか?) や競技中の保育者の人数は足りているか?保護者からも見えやすいか?‥などなど運動会当日の場所で実際に取り組むことはとても重要です。もししていないと思ったより狭かったり広かったり、実は手薄な部分があるかもしれません。

なのでこのように全部通して取り組む時間を数回確保しましょう。

サーキットの流れは直線的にする。

運動場にあるような400メートルトラックのコースに沿(そ)って曲線を走れるようになるのは4歳児以上と思ってください。

たとえ4歳児でも練習をしないとスタートからゴールの最短距離を走ろうとします。大人がトラックのコースを見て当たり前のように400メートルトラックの曲線を走れるのは今までの経験があるからです。むしろ目的(スタート地点からゴールに向かって走る)を考えると、トラックをぐるっと回らず直線で最短距離を走ろうとするのが自然です。子どもも賢いので合理的に最短最速を狙って走ります。3歳児以下だと練習をしてもどうしても最短距離を走ろうとするのでコースは直線的に組み、わかりやすいように考えないといけません。

0歳児、1歳児はトラックの真ん中で一直線のコース。2歳児、3歳児はトラック内で子どもがわかりやすいような直線的なコース(例えば四角形や正六角形のコース)を考えましょう。

運動会当日の時間を意識する。

運動会の時間は園によって多少違いますがだいたい午前中にあると思います。理由は午前中の方が気温が比較的涼しい傾向にある。子どものことを考えても長時間できない。片付けや運動会後の話し合いなどの時間が必要‥などなどあると思います。

とにかくその時間内に終わる必要があり競技の時間もクラスによって決まっています。それに競技の時間も長過ぎても短過ぎても良くありません。長過ぎると運動会の終わる時間が遅れる原因になり、短過ぎると保護者から「うちの子(クラス)ちょっとしか出てない‥。」などの保護者の不満に繋がります。なのてで長過ぎず短過ぎないように調整しないといけません。

とはいえ実際にするのは子どもなのでその日その日で競技の時間は変わります。スムーズにいけば早く終わり、機嫌が悪い子どもが多いと時間がかかります。本当に難しいことですがクラスのリーダーは競技の内容を決め、取り組みをして内容を調整し、当日は臨機応変に時間調整をしないといけません。

このように難しいことではありますがそこも意識して取り組んでいきましょう。

まとめ

実際に取り組みながら勉強もしながら試行錯誤して良い運動会にしていきましょう。





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