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ねずみくんのチョッキ

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あらすじ

ねずみくんが貸したチョッキが他の動物にどんどん貸されます。

最後はゾウくんにも着られてしまい、ねずみくんが着れなくなるまで伸びきってしまうお話。

人生を生きるヒントになる絵本

あらすじだけ聞くと「ひどい話や‥。」とか「貸した物をさらに貸すなんて良くない。」と聞こえてきそうね。

しかし現実の世界でも楽しい事や嬉しい事ばかりではありません。ひどい事をされたり、不幸な出来事に遭遇したりします。そういう時に、どう考えたり行動したりしたら良いかのヒントが、この絵本にはあると思います。

裏表紙で、ねずみくんは伸びきったチョッキをゾウくんの鼻に引っかけてブランコにしてあそんでいます。その絵を見て衝撃を受けました。「どんだけ前向きやねん!ねずみくん!しかもチョッキが着れなくなった原因の1人でもあるゾウくんとあそんでる!」と心の中で叫びました。

嫌な事をした相手とも仲良くし、不幸な出来事もバネにして人生を楽しむ。そんな、ねずみくんに生きるヒントを見た気がします。

まとめ

悲しんだり、怒る事もあるけれど、それでは人生が楽しくない。少し落ち着いてからで大丈夫。気持ちを切り替えてネガティブな事もポジティブに変えようとする努力を日々積み重ねていきたいですね。



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