あらすじ
色々な悪さをするタネがいた。
最初から悪いタネだったわけではなく普通のヒマワリのタネだったが、あることがキッカケで悪さをするようになる。
でも鏡に映った自分を見て少しずつ悪くないタネになろうとするお話。
人は変わる。良くも悪くも‥。
タネは人間に収穫され、袋に詰められ、食べられそうになるが何とか生き延びることができました。
しかし、その経験によって悪に目覚めてしまいます。
人間が悪いのですがタネはそれでも悪に染まりきっていませんでした。どこかに過去の良い思い出があり、良心が残っていたのかもしれません。
タネは悪になりたくてなったのではない。望まずに悪になったのです。
そういうことは誰にでも起こり得ることです。自分がした事によりそうなることもありますが自分ではどうしようもない事でそうなる事もあります。
しかし悪くなったのと同じように良くなることもできる。
確かに簡単なことではありません。一度そうなってしまえば簡単には抜け出せない。しかし、できないことでもない。
タネと同じように少しずつ変化していこうと思える素敵な絵本です。
タネが悪いのか?社会が悪いのか?
ここで問題になるのは “タネが悪いのか?社会が悪いのか?” ということです。
結論から言えば “どちらも正しくどちらも間違っている” だと思います。
まずタネが悪いという立場からすると “自分で決めて選んだ生き方なんだから全ては自分 (タネ) のせい” と考えるでしょう。この考え方は正しいと思います。望む望まずは置いておいて自分の生き方に責任を持てないような者は何者にも成 (な) れないと思うからです。
もう少し噛み砕いて言えば、他人に生き方を決めてもらえば楽ですが、それは他人が成ってほしい者になるだけです。しかし自分で決めた生き方は悩みますし責任もとらないといけません。でも同時にそれは自分が成りたい者に成るということでもあります。それは簡単なようで難しい。そして幸せなことでもあります。
逆に社会が悪いという立場からすると “タネとして生まれたからといって食べられる運命が決まっているなんておかしい。他の生き方を選んでもいい。” と考えると思います。これも正しいと思います。
金持ちだから良い教育を受けられて貧乏は良い教育を受けられない。豊かな国に生まれたから豊かな生活ができて貧しい国に生まれたら貧しい生活をしないといけない。それが正しいこととは思えないですし才能が埋もれてしまう可能性もあり良くありません。理想論ではありますが平等にチャンスは与えられるべきだと思います。 (もちろんチャンスをチャンスと気付けるようにしないといけませんが。)
このようにどちらも正しいのです。逆に言うとどちらも間違っているのです。自分がどの立場に立つかで物事は違って見えるのです。
まとめ
人は変われる。
もし、今の自分が好きでなくても、好きな自分に成れるように日々を積み重ねれば好きな自分に成れる。
急がず焦らず一歩ずつ進んでいこう。
良い方向に変わるには、良い経験や良い体験をすることも一つの手です。
