あらすじ
男の子がホットケーキを作るお話。
ホットケーキを一つ作るのも簡単ではない。
「ホットケーキを食べた。」と聞いたらみなさんは、どういうことをイメージしますか?
美味しいお店に行って食べたのかな?スーパーで買ってきて温めたのかな?お家でベーキングパウダーを使って作ったのかな?などイメージする人が多いのではないでしょうか?
ですが、この絵本を読むとホットケーキを作るのがどれだけ大変なのかを感じることができます。
主人公はまず小麦を刈るところから始まり、小麦を粉にして卵をもらって、牛乳ももらって‥と、する事が多い!(笑)
絵本では描かれていませんが、本当は小麦を育てたり、牛を育てたりニワトリを育てたりすることもホットケーキを作るのには必要です。
そんなことを考えだすと現代の日本はどれだけ楽な暮らしをしているのかと思います。(もちろん楽をするためには仕事をしてお金を稼ぎホットケーキの代金を払う必要はありますが‥)
でも、今の日本の当たり前(仕事をしてお金を稼ぎホットケーキの代金を払う)が本当の当たり前とは限りません。絵本のように全ての物を自分や周りの人たちで用意してようやく完成するのが当たり前なこともあります。
この絵本が表しているように食事を作ることは決して簡単なことではないのです。
食べ物を手に入れることは実は大変。
さっきも触れた通り現代の日本においてはお金さえあれば食べ物は簡単に手に入り食べることができます。
しかし、それはあくまで現代だからできる話です。石器時代など大昔だとどうだったかを考えてみましょう。
①動物を狩って食べる場合。
どの動物を狩るかでリスクは変わりますし地域によって動物の種類も違うでしょう。比較的小さい動物ならリスクは小さいですが量も少ない。大きい動物になると怪我などのリスクは大きくなりますが量は多い。自分一人で狩るのか仲間が少ないのか多いのかでもやり方や狩る動物が変わるでしょう。
それに現代とは違い、少しの怪我でも命を落とす可能性がありました。大昔は医療が確立されていませんし細菌やウイルスなどの概念もなかったと思います。なので現代では適切な処置をすれば治ることでも大昔は怪我が悪化して命を落とすことがあったと聞きます。
それらのリスクを乗り越えて上手く狩ることができれば火を起こします。詳しくはわかりませんが火打ち石(ひうちいし)などを使って火を起こし焼きます。その間は火が消えないように薪などを適切に足す必要があります。そしてできあがったら食べます。涼しい場所や虫が寄ってこないようにするのは難しいと思うので早めに食べていた可能性が高いかな?と思います。
(調べて書いていますが正しい情報ではない部分もあるかもしれません。ご了承ください。)
②稲作をしていた場合
今の農家さんでも大変なのに大昔ならさらに大変です。
適切な場所で土地を耕し、水を引っ張ってきて田んぼに流し、稲を自分たちで一つ一つ植え、雑草を取りながら虫がつかないように手入れをし、育ったら自分たちで刈(か)って収穫する。言葉にすると簡単ですが実際にするととても大変な作業です。
それに雨が降らなかったり降りすぎても上手く育たないですし、台風などで収穫一歩手前でダメになる可能性もありますし動物が食べてしまう可能性もあります。
①や②だけをみても食べ物を手に入れることの大変さがわかると思います。
昔と比べても意味がないと思う人もいると思います。しかし昔を知り、今を知れば日々の暮らしに対して不平不満を言うことが減るのではないでしょうか?そしてそういう気持ちで過ごすことができれば自分が当たり前だと思っていたことへの有り難(がた)さが生まれると思うのです。
まとめ
食べ物がすぐに手に入って食べることができる現代の日本。
決してそれは当たり前ではない。
この絵本はそれを教えてくれます。
料理をするお話です。



提携関係にあります。
