あらすじ
男の子が「いい一日ってなあに?」と疑問に思い、近所にいるお友だちや大人達に聞いて回ります。
「いい一日ってなあに?」と聞くとそれぞれに自分にとってのいい一日を教えてくれました。
返ってくる内容は違いましたが男の子は、いい一日を少し理解しお母さん達に「いい一日だった。」と誇らしげに伝えるお話。
それぞれの “いい一日” 。
人それぞれ幸せは違います。
自分にとっては嫌なことでも人によっては嬉しいこともある。逆に自分にとっては嬉しいことでも人から見たら嫌なことに見えることもある。
幸せとはそういうものだと思います。だからこそ色々な人達がいて、色々な仕事があり、色々な考えのもと世界は回っている。
良い意味でも悪い意味でも‥。
自分の幸せのために他人に迷惑をかけるのは違いますが幸せを追い求めること自体は成長にも繋がり良いことです。
絵本からのメッセージ
この絵本は大人が読んでも子どもが読んでも “いい一日って何だろう?自分にとっての幸せって何だろう?” ということを考えるキッカケを作ってくれる絵本だと思います。
大人は日々の忙しさに追われて自分にとっての幸せを考える余裕もなく過ごしている方が多いと思います。そんな時にこの絵本を読むと “自分にとっての幸せとは何か?” を見つめ直す良いキッカケになると思います。そして今の現状を確認して本当にしたいことに気付くかもしれませんし、そのうちやろうと思っていたことが今ならできるかもしれないと気付くかもしれません。とにかく自分にとっての幸せを再確認して行動する良いキッカケになるのです。
園児ぐらいの年齢の子どもが読んでも良い絵本です。自分にとっての楽しいことや嬉しいことを通して自分のしたいことが少しずつ見えてくるので保護者や保育者がいろいろ問いかけてください。例えば「◯◯ちゃんのいい一日ってなに?」から始まり「そうなんだ。美味しい物食べて、公園であそぶのがいい一日なんだ。確かにそれはいい一日だね。お母さんは◯◯ちゃんと一緒にあそんだり推しのコンサートに行くのが楽しいの。」などいろいろな価値観があることを伝えながらどれも間違っている訳ではなく、どれも正しい答えであることを伝えたいですね。 ですが人に迷惑をかけたり犯罪になるようなことは間違っていると伝えてくださいね。 (国によっては間違っていなくても犯罪になることもあるので一概には言えませんが‥。)
でも注意しないといけないことがあります。それは答えを教えることです。あくまで問いかけて自分で答えを探せるようにしてください。答えだけを教えても子ども自身が考えることにはなりません。それに場合によっては答えを言った人の幸せを押し付けることにもなりかねません。自分で感じ自分で答えを見つけるからこそ本当の幸せに気付くことができるのです。
まとめ
他人にとっての幸せと自分にとっての幸せは違っていい。
他人にとっての幸せではなく自分の幸せを探し、見つけて、いい一日を沢山作って幸せな人生を送れるようにしていきましょう。
多様な価値観に触れられるお話です。










幸せは何もせずに来ることはありません。
自分で掴みに行くものです。
